19時ごろの空

青葉市子・haruka nakamura「流星」
七夕企画CD「流星」100枚限定版

青葉市子&haruka nakamuraさんの七夕企画「流星」は
先日記事にしました(http://d.hatena.ne.jp/X_Y_Z/20120711/1342014145)が、
CDの方を書いていなかったので。

曲名は、「星の目覚め. 流星. 聖歌. 雨季の芍薬. そのあくる日」
全部で15分くらいの長さ。

このCDは七夕100枚限定。

教会で鳴っていそうなほどの音圧で、静かに沁みる。

青葉市子の極はたくさんある。
静けさとしての極、毒っ気あるストーリーテラーとしての極、
無添加オーガニックやさしいごはんいただきます的な極。

このうち、静けさとしての極に徹するだけで、
彼女はじゅうぶんに勝負できるとわかる。
(個人的にはストーリーテラーとしての極は磨き続けてほしいけど。)

そしておそらく、彼女とharuka nakamuraさんはこのままでは終わらない。
こんな100枚限定CDなんかで終わっていい組み合わせではないのだ。

もっとたくさんの人に、聞き流されながら、ふと聴きこまれるべき二人だ。

「流星」企画終了後、
ぼくはharuka nakamuraさんの「twilight」を聴いた。

ダウンロード音源のパスを入力したとき、ぼくは気づいた。
あの日ぼくが受けたことは、間違ってなかった。
このアルバムも、あの日鳴らした音楽も、おんなじことなのだと。