I FxxK POPに行ってきた

2012年9月21日(金)＠渋谷O-west
出演：ザ・なつやすみバンド/oono yuuki/WUJA BIN BIN

No残業デーという本社の後ろ盾で小さな身体を守りながらOJTや先輩が仕事残る中、
お先に失礼させてもらう。
19時ちょうどに会場へ。
全然並んでなくて、予約引き換えは一番のチケットもらえた。

No残業デーのおかげで、最前列で見れました。

この日のライブを「夏の終わり」として位置づけていたのは、
きっとぼくだけではなかったはずだ。

そんな思いを汲んでくれるかのように、4人に宮下さんを加えた編成で、
「サマーゾンビー」から始まった。
※ポリネシアン観光センターの誤りでした。

「サマー・サマー・サマー」と繰り返したその瞬間、
ステージに円を描きながら4人+宮下さんを照らすいくつもの光。

ある晴れた、穏やかな。

その光景は、なんというか、言ってしまえば、パフュームのライブみたいだった。
ものすごいエンターテイメントだった。
音楽を補強するこういう光景を観ると、音楽は景色だなぁと思う。

演奏してくれた曲は、
「サマーゾンビー（→ポリネシアン観光センターの誤りでした。）、なつやすみ（終）、収穫の踊り、世界の車窓から、君に添えて、自転車、パラード、波」
だったと思う（確たる自信はない→ポリネシアン観光センターの誤りでした。）。

今回久しぶりに「収穫の踊り」を演奏してくれた。
この曲を聴きながら感じたんだ。
なつやすみバンドの楽曲は、ポップスで生活の根っこを照らす試みだ。

繰り返し聴いてもいつも新鮮に響く反面、どこか懐かしさのあるような曲たち。
繰り返されてきた生活に敬意を持ち、
いきもののにぎわいと隙間にフォーカスしていくまなざし。

歴史を振り返れば手あかのつききった、誰もが愛してきたテーマなような気もするけど、
それらになつやすみバンドが手を伸ばすことで
マジックが生まれているような気がしている。

いつものごとく、sirafuさんの演奏している顔にヤラれた。
なんというか、あのいまにも泣き出しそうな表情で演られると、、、
さっきまで楽しく聴いてたのに急に泣きそうになる。

感情って共感の装置みたいなことを以前本で読んだことがあるけれど、
sirafuさんに引っ張られる。

焼くような涙が出た気がした。
もう感動し過ぎておれのハートで目玉焼き焼けるぜ。

村野さんが退院して元気そうでよかったです。
元気に叩いてました。
というか入院してたなんて忘れてた。
すげーかっこよかったよ。まじで。

なんていうのかなあれ、あれね。
あれを右手で滑らすようにたたくあれ！
あれね！
超かっこよかったー！

恒例の村野いじりも好調でした。

「波」の「もう戻らなきゃ」のあとに来るDS展開も最高。

最後にsirafuさんからとんでもない発表があって。
とんでもなさすぎて声でなかったら
「リリースの意味わかる？笑　まあいいや、曲やりまーす」
って言われちゃった。

嬉しすぎて声でなかったよー

年内リリースだってさ！！！！！！！！！

もう一度言うよ！

年内リリースだってさ！！！！！！！！！

あと3カ月で新しい音源が聴けるなんて！
わくわくが止まらない。
もう満足し過ぎて体調芳しくなかったから帰ろうかちょっと迷ったんだけど、
そのあとのoono yuukiとWUJA BIN BINもすげー良かった。

oono yuukiは衝動感があふれてて終わった後すげー爽快だったし。
WUJA BIN BINのエンターテイメント感ははんぱなかった。

昨日は昆虫キッズとかいろいろライブあったけど、
こっちもこっちでマジよかったよー。

今朝はまさに夏は終わったかのような朝だったなぁ。