わたしと小鳥とクズと

土曜日、久しぶりに家をしっかりと掃除した。さすがに埃が溜まっていた。いいかげん掃除機が欲しい。それからそのままにしていた洗い物にもようやく手をつけた。出しっぱなしにしていたタオルケットも洗って収納し、棚には気に入った香水をティッシュに吹き付けて忍ばせた。なにか意味があるのかどうかはぜんぜんわからない。きっとないのだと思うんだけどそうしたかった。

登山用のリュックもお風呂場で水洗いした。浴槽に中性洗剤をぬるま湯で薄め、ゆっくりとリュックを浸した。30分以上そのままにしたあとに、これでもかと言うほどすすいで、陰干しした。洗濯する前に分解してみたのだが、中途半端なまま諦める。登山リュックは奥が深いということだけわかった。

ベッドでごろごろしていると、窓の外では小鳥がチュンチュン鳴いているようでかわいい。干していたクッションカバーを夕方取り込もうとしたら鳥の糞がついていて、ガッデムファックオフとなじった。取り乱してしまったがそんなにおこっているわけではない。

日曜日、両親がごはんをつくって持ってきてくれた。体調が悪いと伝えたので、果物がたくさん入っていた。食べた後にはありがとうとメールを送った。

咳がいまだに止まらない。もう三週間くらい経っている。「この薬を飲んでおけばだいじょうぶだ」と言っていたクズ医者はどいつだよ。