ザ・なつやすみバンド@新宿タワーレコードインストアライブ
ザ・なつやすみバンド@新宿タワーレコード インストアライブ
日時:7月9日20:00〜
場所:新宿タワーレコード
ライブ通い強化週間最終日はザ・なつやすみバンド。
19時半ごろに行って2列目中央をゲット。
スタートの20時には窮屈なくらいの満員。
お客さんは男女半々くらい?前の方は女子(たぶん大学生)が多かった。
PAが残念なところは数ヶ所あったけど、最終日を飾るにふさわしいライブ。
特に、初めて聴いた「パラード」。1stに入れなかった理由も何となくわかった。
(たぶん、なつやすみをはみ出しすぎるんじゃないだろうか。)
とにかく新しい一面が見れてよかった。
特に、それが超名曲なことはとてもうれしい。
TNB、どこまでいくんだ!
開演直前、オープニングコールのスタッフが、
「それではお呼びしましょう!盛大な拍手をお願いします。
…えー、ザ・TNBのみなさんです!」
と名前を間違えてしまうなんてことがあって。
観客も気を取り直し拍手で迎えるなか、
MC sirafuは「こんばんは、ザ・TNBです。(ニヤリ」
と改めていじってました。笑
フィッシュマンズの最初期、あるイベントで外国人のMCが
(辞書にはそんな単語載ってないから)
「FISHMANS」が言えずに「FISHERMAN」だの「FISHMEN」と言ってしまい微妙な空気になった
という話を思い出しました。
そんなお茶目なsirafuさん、アルバムとは違ったアレンジで聴かせてくれました。
それにしても鍵盤ハーモニカってハーモニカなんですね!
ぼく、20年以上生きてきて、あの日彼の演奏を見て、初めて知りました。
ああいう弾き方するのかぁ!(感心)
中川さんはライブのほうがヴォーカルに突き抜けていく感じが出てました。
諦色がいい感じに薄れて。
それと美人。ちょっと象みたいな、柔らかい安心感をまとってます。
シンプルな紺のワンピースも似合ってた。
ベースの高木さんとドラムの村野さんのリズム隊も、とってもよかった。
村野さんはもっとガールズバンド寄りのドラム叩くのかと思ってたけど、
性別超えてかっこいいと思えるドラム。
あの場にいたぼくらは、一曲Finishを迎えるごとに
波紋のように拡がる余韻に耳をすましていた。
――まるで、余韻というレコードに針を落とすかのような感覚。
拍手までの間、沈黙の中にぼくらはそれぞれなにを聴いていたのか。
きっと、これからかれらの言葉たちは多くの人に針を落としていく。
勇気を与える言葉が世界にいくつかあるとすれば、
この言葉はそのひとつだ。そんな確信もありました。
購入者特典はメンバーのポラロイド写真を駄菓子屋さんのおみくじ形式で引くというもの。
あれ、面白い!
ちなみにぼくは高木さんのイケメン写真。
メンバーからはハッキリと「ハズレです」と断言されました。笑
この日で、ライブ通い強化週間はとりあえず終了。
音楽と生活が一致しだすのは、なかなかに素敵なこと。
次のライブは7月18日@青山CAY
baobabと青葉市子のライブ。
どっちも好きだからとっても楽しみ!