夏休みなのにモノポリーばっか

今日は池袋のカキフェスタにいつの間にか参加していて、焼ガキとカキ汁をもらった。
くっそうまかったー。
広島と宮城はいつもあんなもん食べてんのかけしからん!
そのあと宮城に募金した!


東京の人は震災のことを忘れていく、みたいに言うけどさ、
そりゃ忘れていくよ。
でも、忘れないよ、きっと。

ふとした時に、思い出すよ。
やべ死ぬかも、って思った気持ちとか、
そのあとの「就活なんてやってていいのかなおれ」って気持ちとか、
なにもできずにいる自分の無力感とか、
せめてできることはしようとおもったこととか。

ぼくはまだあのときと向き合えてないな。

就活に疲れて家で寝ながら携帯でYoutube観ててとか、
PCのプリンタとかタンスが降ってきて死ぬかもなって思ったこととか、
そのあと親父が隣で一人で暮らすおばあさんの様子を一番に見に行ったこととか、
被災者伝言ダイヤルかけても(当然に)つながらなかったこととか、
福一爆発してこれから先見えないなぁって思ったこととか、
たとえいろんな食べ物が放射能で汚染されても
ぜんぶ受け入れてこれまで通り幸せに生きようと決めたこととか、
そんなことは思い出せる。

でも重要なことに届かない。
いやな自分、弱い自分がたくさん見えて、その自分が潜ることを邪魔する。

ゆっくりでいいから、いつか届いたらいいな。


その後、ceroの高城さんがつぶやいてた、
御徒町秋葉原の間でやってた
「ポコラート全国公募展 vol. 3 福祉 x 表現 x 美術 x 魂」を観た。

「福祉っぽさがまったくない」ってつぶやいてたけど、
絵とか彫刻とか映像とか書とかがごっちゃになっていて、
障がいとか健常とかいろんなもんもごっちゃになってて、
枝分かれしてた個性が多様性の河に流入して、
それがあの場を居心地のいい自由な空間に変えていたように思う。
すげーよかったです。

御徒町から秋葉原を見て右手の大きな道路を渡って、
すき屋だか大阪王将だかの角を入っていったところにあります。
入場料500円、明日が最後なのでお時間あればぜひ。

明日は朝から会社の同期の家でモノポリーをやる、という謎企画です。
謎すぎてちょっとだけ面白そう。

TOIROCKで初めて聞いたビーサン
「なつやすみなのにモノポリーばっか」って歌が好き。
けだるくシュールな感じが。