TEKI-PAKI vol.2@下北沢daisy bar

昨日はテキパキというイベントに行った。
1か月ぶりのライブで、挙動不審だったかもしれない。
なんか春だしね。しょうがないか。春だし。しかも雨だし。しょうがないか。春だし…(えんどれすりぴーと)


まずこの組み合わせ見て!
行かないわけないじゃんこんなの!ノー残だし!はr…

この日は、名曲しかでてこなかった。
「この日ついに、日本のオートメーション技術は名曲生産すらも成功させました」という記事が、
今日の各紙一面を飾ることだろう。


さて、一番目のAlfred Beachsandalは今年すでに4~5回目。
間違いなく今年最多で通っているバンド。
聴くたびにビーサン熱が上がっているというのは冷静に考え直すとすごいことだ。

ライブの曲はビーサンの筆圧をぶつけるようなセレクト。
「typhoon sketch、エイブラハムの髭占い、サマータイム、Night Bazaar…」

ちょっと驚愕したのがふと気づいたらビーサンの歌を一緒に口ずさんでいたこと。
その曲の音源持ってないのでライブでしか聴いてないんです。
ほんとビーサンいい曲しかないわ。
才能の温泉に漬かってる気分はサイコーなわけです。いい湯だな!春だし!

あのー、音楽家を評するときに、
ソングライティングセンスというのは外すことはできないと、ぼくも思うんです。
そしてビーサンのライティングセンスはとんでもないものなのは重々承知してるんですが、
でも彼らの最大の魅力は観客を簡単にバーストさせていく演奏力にあるように思います。

――ちょっとこれ言わせてほしい!
この日、何より耳をつかんだのはドラムアレンジがとてもかっこよかったということ。
タイトな中にタメがあって、隙間を埋めるシンバル、誤解を恐れず敬意をこめて言えば、
新井田耕造みたいなドラミングだったわけだ。くっそかっけー!

この日もしっかりバーストしてました。
かっけー…

スカートと続き、ランタンパレード。
ぼくが彼らの音源を聴いたのはちょうど1年前だったかな。
なんか音源の印象とライブで受けた印象が全く違っていた。

昨日観て思ったこと。
――彼らの音楽はとにかく優しい。
正直、こんな優しくて、こんなにナイフが見える音楽だと思ってなかった。

甲州街道は〜」なんて当時、当然(RCファンとしては)チェックしてたはずだけど、
こんなにいい曲だったっけ!
RCに重ねすぎて耳に届いていなかったのかもしれません。
金曜日、アルバム買いに行くよ!

ランタンもドラムがかっこよかった(同じ人かな?音の感じが似てました)。
ほんと今日のハイライトのひとつは彼のドラムに一票!

最後は、ayU tokiO
色んな人が去年からレコメンドしていて、音源を買ってみたのは2か月前くらいだった。
確かに彼は曲作りの才能に祝福され、微笑まれていた。

ライブでは、フルートを主旋律に置く音の構成にまず驚く。フルートの彼女に一票!
音の隙間に入り込むギターやバイオリン、鍵盤のワンフレーズにいちいちドキドキし、ヴォーカルの彼がマイク握りながらリズム刻む仕草にもぐっときた。
ギター降ろしてからのステージングが殊更良くなっていた。
それから鍵盤の女性がとてもかわいくて、鍵盤に下ろす手がとてもきれいだった。

音源にはない日本語詞も2曲歌っていて、「恋する団地」と「米農家の娘だから」。
とくに「米農家の娘だから」が良くて、最後久しぶりにライブ中鳥肌立った。

一つだけ言えるのは音源で中心に位置していたヴォーカルが弱かったこと。(PAの問題?)
ヴォーカル補強としてのコーラスの可能性を残している点も今後楽しみなわけです。

また観に行きたい!
明日は蓮沼フィルに残業後、遅刻していきます!