先週末から今週のこと

先週はまた風邪をひいてしまった。
残業と休日出勤が続いていて、体力的にはなかなかやられていて、金曜日、なんか身体の節々が痛いと思っていて、土曜日、朝起きて体調が良くないのでふらふらしながら病院に行った。

看護師さんの「熱はかってくださーい」に促され脇にはさむ。
2分後、電子音を合図に39℃の文字が!

久しぶりに見たなぁという感想で、もはや頭が働いていない。
内科ではなく耳鼻咽喉科を勧められ、受診。
30分ほど待った後、おそらく20代の若い男性医師で、処置らしい処置はせず、ネブライザー(吸引)もせず、急性扁桃炎と診断され、ただ薬をもらって帰ってきた。看護師さんの接遇はカチンとくるものだったけど、医療事務のお姉さんが優しくて心が少し救われた。

結局、この抗生物質が効いて、熱は一夜で一気に下がる!抗生物質を発明したやつマジ偉人!

夜、悪い夢にうなされる。
熊本県水俣市にぼくはいた。市内の移動に警察官が自転車を貸してくれた。夜中、その自転車で走っていると、警察官が「とまれ!この自転車はどうした!警察のものだろう!盗んだんだろうおまえ!」とすごい剣幕で来て、なぜか拳銃片手に脅してきて、「この人やばい!」ってなって起きた。話ができないことって恐怖なんですね。絶対抗生物質のせいです。

そんな最悪な気分で起きて、薬を探す。しかし薬がない。どこを探してもない。
昨日のことをよく思い出す。ふと、朦朧とした意識の中、薬を飲んだあと袋を縛ってゴミ箱に捨ててしまったことをなんとなく思い出す。しかもそのゴミは早朝父親がダストシュートに出してしまった。
途方に暮れながら、明日以降が勝負になってくる仕事のことを考えて薬だけはもらいたい!休日診療に行くことにする。医療費と健康保険料を無駄にしてしまい、国民の皆さん、ほんとにごめんなさい。反省しています。

急いで近くの休日診療クリニックに。とても古い診療所で地元の人を診続けてきたのだろう。昨日よりも診断は丁寧で的確だったと思う。処置は「自分で舌を引っ張って」とか言われながら喉に直接薬を塗っていくという荒療治!この先生、殺す気だ!そのあとのネブライザーが天国だった!
なんとか交渉して1週間分の薬をもらえた。

水曜日は体調も落ち着いたのでロロ「ミーツ」を見に行った。
他人と共有している世界(現実)と自分の世界(想像)があって、現実は想像・虚構に支えられていて、自分の想像が他人の物語とぶつかって、現実とぶつかって、自分の想像がぶっ壊れて、それでも想像を立ち昇らせようという狼煙を見た。いまのぼくの関心が他人と共有する現実と自分の頭の中で進む想像とその二つの支え合う関係性などにあることがはっきりした。

嘘っぱちから始まるほんとう。自分の物語が他人の物語と交わっていく。それはまるで現実の世界っじゃないか。

ミーツ会場のみでの販売という「ダンスナンバー時をかける少女」のサントラを買った。5曲目がとてもいい。亀島さんの歌は決して精度の高いピッチというわけではないが、それでもなんども聴かずにいられない何かがあると思った。

金曜日、会社の同期とLOVE展を見た。最近は会社の同期と遊ぶことが多い。昔から所属するコミュニティが変わると現在のコミュニティの友達と遊ぶことが増えるのは、誘いやすいからというのが一番の理由なのだろうか。
LOVE展は言葉と裸が多いなという印象。「これはっ!!」と刺さる衝撃は特段なかったが、楽しい時間であっという間の2時間だった。強いて言えば草間彌生の展示がよかった。展示自体はそれぞれで進んだが、隣に同期がいてちょっと話す瞬間が新鮮だった。なんかいままでライブも展示も一人で行っていたから自分の世界観で完結しがちだったけど、誰かと感想を交換し合うのってそこから新しい視線が生まれて面白かった。

その後、飲みに行って愛について語りたいと始まった同期を適当に流し(言葉にするのを諦めても曖昧であることを諦めたくないとか言っといた)、終電を逃し、同期の家にみんなで行った。酔っていたのだがいくつか次の約束をした。ビアガーデンに行く、清志郎クラムボンのDVDを貸す、だけだったかが曖昧だ。
UNOとモノポリーをやって、モノポリーではルールを無視してふざけまくっていたらいつの間にか5:30だった。外はもう朝だった。よく寝て、大学生のようだ。公園でサンドイッチを召し、帰る。

帰宅後寝てしまってはせっかくの土曜日を無駄にしてしまうのでとりあえず新宿と下北に向かいCDやレコードを探した。SMALL BLACKをほぼジャケ買いし、いくつかCDやカセットを買った。そういえば、3週間前?に買ったPROPOSEのレコード、よかった。

今日はザ・なつやすみバンド×ミツメ×森は生きているのライブです。本当に楽しみにしてました。