整数みたいな生活

最近、慢性的な疲れが溜まっている。手のひらにだるさが残っていて、気づけば自分の手を揉んでいる。ごますり野郎に見えてないことを願う。銭湯にいってもサウナに入っても疲れが完全に抜けた感じはしない。風邪でも引いて体温をあげる必要があるかもしれない。そう思って布団にくるまって眠ったりしてみるも、汗はかくものの回復までは届かない。仕事中、疲れとストレスの負の相乗効果により、なんだか息苦しくなる症状まで出てきたため、もうダメだと思った。しかしもうダメだと思えるほどには鈍ってはいないからきっと大丈夫だろう。

忙しいときほど生活を整えようと思い、毎朝運動をすることにした。よい心がけだ。しかし梅雨入りとともに始めるあたり、すでに三日坊主の狼煙が上がっている。三日坊主の狼煙もすべて雨で消されてしまえばよいのに。

初日は近くの公園を走って5回だけ懸垂をした。正確に言うと5回やって飽きた。筋肉痛をギリギリ残さない程度に無理をしないことが大事だ。今日は45分くらいサイクリングをした。東大の赤門まで行ってきたが、都内のアップダウンを理解するのに自転車はとてもよい。方角を知るのに周囲の洗濯物の向きを探すのとおんなじように、権威ある場所は大抵が台地の上にある。東大も漏れない。

胃腸の調子を整えることで気分を上げるべく、ヨーグルトを買ってきて、あったかいうどんを食べた。腰痛も気分を暗くするので、蒸気であたためる系のパッドみたいなやつを貼ることにした。満身創痍のおれの胃腸と腰よ、あと少しだけ頑張ってくれ。

繁忙期が終わったら歯医者にいこう。