I say 煮っころ You say ガッタガッタ

スーパーで土だらけの里芋が売っていたので煮っ転がしを作った。里芋を煮っころがしていると、心まであったかくなるのが不思議だ。つくっているうちに、煮っころがし亭四迷、というワードが降ってきた。夜中に変に気に入ってしまい、アカウント名を煮っころがし亭四迷に変えた。ツイッター開く度に、誰だよってなる。I say 煮っころ You say ガッタガッタの土くさいソウルバージョンでお願いします。

ボラの切身が150円で売っていたので、刺身にして醤油酒みりんに浸けて食べた。とても美味しい。近所のスーパーは鮮魚部が頑張っていて、クジラ、ボラ、イナダ、サンマにイワシまで取り揃えている。推せる。前日に松平健が氷水で炊飯すると沸騰するまでに長い時間が掛かるのでふっくらすると言っていたが、電気炊飯じゃあ意味ないのかな。(炊飯ジャー)

ご飯を食べながら名古屋の友だちから借りている「南極料理人」を観返した。最後の台詞「うまっ...!」には、プロの料理人として南極に行った非現実感に対する証明がひさしぶりに食べたジャンキーなB級ハンバーガーのおいしさだった、という意味があるのだな〜日常が非日常を追い越す瞬間だ。素晴らしい。この前血迷ってワンピースの映画を見に行ったのだが残念ながらぼくの心はもうワンピースに踊ることはなかった。

二重国籍について糾弾する前にそもそも国籍とはなにかを議論してけろ〜って思う。国籍って性別とおんなじで自認するもので、その本質は相対的で立体的で曖昧なものだと思うから、それを理由に糾弾したり政治参加を阻んだりするものであってはならないと思う。偽りの純血を信じて混交を恐れ過ぎただけの弱虫の叫びにしか聞こえない。てか国籍よりも実力で政治してくれよ。おれの経済回してくれや。