新米の歓迎会

会社の同期から結婚の内祝いをいただいた。ゴディバの菓子詰め。何気なく食べたらじんじょうじゃなくおいしかった。クッキーとかこんなにおいしいものだったのか！いままで食べていたクッキーはなんだったのか。

山友達から山ギアの安売り情報が届いた。なんとテントが2割り引き！1万円くらい安くなる。これはもう買ってしまうと思う。おれの欲しいテント(アライテントエアライズ2)がここまで安くなることはほとんどないからだ。しかもポイントでフットプリント(グランドシート)まで買えてしまうので15000円くらいお得だ。今月こそはおとなしくして貯金をしようと思っていたのに。消費者万歳！

8月から10月にかけて、部署に4人増えた。その歓迎会をやっと開けた。5年目になってもまだまだ幹事をしている。最後の幹事、というキーワードでの依頼を、もう4回はこなしている。たぶんまだまだやるのだと思う。一次会はkichiri。料理がおいしかったしみんなも楽しそうだったので幹事としてさいこうに酔っぱらいました。みんなにあわせてテキーラやらラム酒やら飲みまくった。めちゃくちゃ酔っぱらったとしても飲み会幹事の型なんて染み付いているので、からだが勝手に動いてしまう。なにも考えずにさいごに温かいお茶を人数分だけ注文したら上司から感嘆された。しかしそれはおれの脳を通っていないので厳密に言えばおれの手柄ではないのだ。当たり前すぎて、はて？という感じしかない。そしてこういう気遣いみたいなものは嫌う人もいる(気遣いなんかされるよりもじっくりあなたと話したいと思ってる)ので適当にやっておくのがいちばんだ。気遣いの大事なことは、やることそのものではなく、相手の意図を汲むこと、やる所作に漂いがちなイヤミな気配を消してなによりじぶんも楽しむことだと思う。ろれつも曖昧なまま二次会へ。カラオケが苦手そうな人がいるので飲み屋を探したのですがなかなか空いてなく仕方なくカラオケへ。来る気はあったのだと思うけどやはり帰ってしまった。申し訳ないことをした。

カラオケではタンバリンを叩きすぎて手のひらの内出血を起こしていた。カラオケのタンバリン担当ってそこはかとない小者感が出ててけっこう好きです。二時間近くずっと盛り上がる曲をみんなで踊りながらやっていたので、ずっと楽しかった。新しく来た4人がいままでとは違った雰囲気で、いい意味でうちの部署を変えてくれると思う。まあ会長に嫌われても死ぬわけじゃないから！くらいの温度で生きないとやっていけないよ。学生の時、会社の飲み会なんて地獄のくだらなさでさいてーだと思っていたけれど、少なくともいまの職場では、案外悪くない。やってみないとわからないことがある。幹事はめんどくさいけれど感謝された飲み会の帰り道なんかはまたやってもいいなと思えたりする。帰り道、セブンイレブンで納豆巻きを2本買った。こういうのが地球でいちばんおいしいと思える28歳になったので良い歳の取り方をしている。若者はぜひ見習うように。今夜が会社に入って初めての飲み会だったという新入社員の後輩から「幹事ありがとう」のLINEが来ててとっても嬉しい気持ちで寝た。

米がうまい。新米が。納豆や梅干しなどのシンプルなおかずがいちばん良い。しょぼろ納豆とかさいこうだぜ。茨城県はしょぼろ納豆の美味しさだけで魅力度ランキング35位くらいにはなれるとおもう。去年お土産にもらった山形の塩納豆も実においしかった。お節介を承知で言えば、日本人に生まれたのならばこの時期こそ良い新米を是非食べてもらいたいところだ。品評会で金賞を獲ってるようなブランド米を、1kgでいい。買ってみて欲しい。ほんとうにめちゃくちゃおいしくて驚くと思う。近所の米屋へゴーである！ちなみにお米を冷凍するときにはラップよりもタッパーの方が数倍おいしくなる。これはもう絶対にそうなので試してもらいたい。

そこのお人、米屋へ行こうや。