遠くのぞめる池袋

11月になってしまった。10月はよくブログを書いた。読んでくれている人がいるかはわからないけれど、植物の受粉のように、とっても大きな待ち合わせの気持ちでいれば良いのだ。いつか、どこかで出会うかもしれない。良いことは、いつかきっと待ち合わせるだろう。

最近はお風呂に浸かることが増えた。とても気持ちが良い。じんわり汗をかき始めるくらいがさいこう。昨日はいざゆかん!とお湯に足をつけたら60℃のお湯だったようで一瞬冷たい感覚が左足を包み、すぐに猛烈な痛みが追い越していった。すぐに水で冷やした。やけどするところだ。気を取り直して40℃くらいのお湯に浸かった。入浴剤も入れてしまえ。きもちがいいぜ。

ひとりで湯豆腐もした。昆布から出汁をとって豆腐をあたためながら食べるだけの料理だ。食材は限りなくシンプルにしたいけれど豆腐だけというのは飽きてしまうのでかまぼこを入れた。食間や味に変化が出て、とてもおいしかった。かまぼこやさつま揚げには無限の可能性があることをぼくは知っている。いつかみんなも気づくだろう。練り物の奥深さよ。

夜は寒い。ベッドから遠くのぞめる池袋は、なんだか素敵な街にみえる。寒空の下で眠る方々に訪れるあたたかさはあるのだろうか。